私達は、毎週月曜日金貞姫先生から韓国民謡を教えて頂いています。今生徒は7名、そのうち日本人が3人です。韓国の方の中にはなぜ日本人が韓国民謡をとお考えの方もいらっしゃると思います。隣の国なのに良く知らなかった。でも不思議と懐かしい気分にさせてくれる琴線。初めて聞いた韓国民謡は「アリラン」だったと思います。「アリラン」の美しいメロディに衝撃を覚えいつか自分も歌ってみたいと思いました。そして数十年が過ぎ三年前に韓国民謡を教えて頂くチャンスを手にしました。「アリラン」はもちろん、今ではレパートリーも沢山増えました。

金貞姫先生はとてもわかりやすく教えて下さいます。特に日本人に難しい発音について熱心に教えて下さいます。歌を歌う事は健康にも良くストレスも発散できますので、興味のある方は是非一緒に歌いましょう。お待ちしております。(藤岡 薫)


 中学生の時に偶然ラジオから流れたある曲を聴いたのが、韓国民謡との出会いでした。このリズムは初めて聴く、そしてこの力強い歌声はどうして出せるのだろう」と、気になって仕方なかったのですが、三十年以上前の事でして、手がかりもなく月日が流れてしまいました。しかし、昨年初夏に韓国民謡教室に入る事が出来て、韓国人でもなく韓国語も殆ど話せない私が民謡を少ずつ歌う事が出来るようになり、楽しく嬉しく思っています。民謡の先生、教室の先輩の皆様に感謝しています。(後藤佳子)


だいぶ前から チャンゴの他に、タンソとピリという韓国の笛を習っています。

タンソは、ケーナの様で、澄んだ綺麗な音が出ます。ピリは雅楽の篳篥(ヒチリキ)とルーツが同じで、ビービーと大きな音がしどちらもなかなか上手になりません。

 ‘歌えれば吹ける’と聞いていました。譜面があっても、メロディやリズムが分からなかったらうまく吹けませんから。ある日民団で民謡教室が始まると聞いたので、歌うのは本当に苦手なのに申し込みました。はじめてのクラスで、金貞姫先生の歌を聴いて、圧倒され思わず拍手をしてしまいました。それ程素晴らしかったのです。毎週、新しい歌を初めてでも歌える様に、易しく教えてくださいました。曲数も増えて、笛もここでこんな風に歌ったので修飾音を入れなくてはと、指も自然に動くようになりました。民謡を歌うようになって、大きな声がでるようになり風邪もひかなくなりました。去年は、先生の師匠で韓国の人間国宝のイチュニ先生、世界一のケンガリ奏者イグァンス先生にお会いでき、国楽のオーケストラをバックに歌うこともできました。これからも、楽しく続けたいと思います。(池谷真知子)